Dr.Furutaのブログ

2013年4月 8日 月曜日

ビタミンC不足に陥ると??

今日では、昔にみられて教科書にも載っているビタミンC欠乏症である壊血病を発症するまでは至らないにしても、体の中でビタミンCが不足している日本人は結構多くいるのではと予想されます。
高齢者になるにつれて、血液中のビタミンC濃度が減少することも報告されています。加齢に伴う血液中のビタミンC濃度の現象は老化に伴う、腸管からのビタミンC吸収力の低下、ビタミンCの体内保持力の低下、あるいは、ビタミンC体内での消費量の増加によるためかも知れません。

ほとんどの日本人はビタミンCを毎日の食事から十分に摂っていると思っています。
しかしビタミンCは水にとける、水溶性であるため尿から排出されやすく、体の中での消費量も多いことからみても足りなくなる傾向にあります。

私達は、気づかないうちにビタミンC不足状態に陥っている可能性があると感じています。

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