Dr.Furutaのブログ
2013年1月 7日 月曜日
今日は
おはようございます。
今日は七草、昨日もはなしましたね。七草いえますか。
春の七草を使った七草粥のエキスには、弱った胃腸を助けて食欲を増進するという効果の他に、糖尿病の合併症を防いだり、活性酸素を除去する働きがあることが医学的に報告されています。まさに『医食同源』を考えた先人の知恵と言えます。
一方で現在においては、
ウコンの力と並びコンビニなどで人気の『ヘパリーゼ』。メイン成分の「肝臓水解物」が肝臓に効くといわれています。第3類医薬品として認められているからには効果がありそうですが、ヒトの肝臓に対し有効性を確認した証拠はなく、示されたのはマウスの実験結果だけのようです。その実験でのアルコールによる肝臓への悪影響を抑えた投与量は、ゼリア新薬が示したマウスの実験では、経口投与で効果がでるのは体重1kg当たり1000mgの投与が必要。売られているへパリ―ゼW(100ml)は1本100mgの肝臓水解物が、新へリ―ゼドリンク(50ml)には1本200mgはいっているので、体重1Kgあたり5本から10本必要になってしまいます。
肝臓によいというか、肝臓の働きを助けることは間違いないのですが、"飲んだから酔わない"とかいうことは疑問です。
今日は七草、昨日もはなしましたね。七草いえますか。
春の七草を使った七草粥のエキスには、弱った胃腸を助けて食欲を増進するという効果の他に、糖尿病の合併症を防いだり、活性酸素を除去する働きがあることが医学的に報告されています。まさに『医食同源』を考えた先人の知恵と言えます。
一方で現在においては、
ウコンの力と並びコンビニなどで人気の『ヘパリーゼ』。メイン成分の「肝臓水解物」が肝臓に効くといわれています。第3類医薬品として認められているからには効果がありそうですが、ヒトの肝臓に対し有効性を確認した証拠はなく、示されたのはマウスの実験結果だけのようです。その実験でのアルコールによる肝臓への悪影響を抑えた投与量は、ゼリア新薬が示したマウスの実験では、経口投与で効果がでるのは体重1kg当たり1000mgの投与が必要。売られているへパリ―ゼW(100ml)は1本100mgの肝臓水解物が、新へリ―ゼドリンク(50ml)には1本200mgはいっているので、体重1Kgあたり5本から10本必要になってしまいます。
肝臓によいというか、肝臓の働きを助けることは間違いないのですが、"飲んだから酔わない"とかいうことは疑問です。